プリセット配列を設定するには、「半角全角」「日本語」等の各機能に割り当てたい配列を選択した後に、「キー配列を変更」ボタンをクリックします。
目次
プリセット配列の設定
- 各機能に割り当てたい配列を選択します。
選択が完了したら、「キー配列を変更」ボタンをクリックします。
- 確認画面で「はい」をクリックします。
- キー配列が変更されます。
プリセット配列の詳細
プリセット配列には、半角英数字や日本語(全角文字)入力時に使用する基本的なキー配列に加え、文書編集をサポートする拡張的なキー配列があります。
半角英数
QWERTY配列
標準的なキー配列です。
日本語キーボードのキー刻印どおりに、入力することができます。
「コピー&ペースト」「編集操作」「マウス操作」のプリセット配列で、「割り当てない」か「アプリケーションキーとの組合わせ」を選択した場合には、「無変換」および「変換」キーを「シフト」キー代わりに使うことができます。
Dvorak配列
英文を効率よく入力するために考案されたキー配列です。
本配列は、Enterキー周辺の配列が正式なDvorak配列とは異なります(※)。
(※)英語キーボード向けの配列を、日本語キーボードに割り当てているため。
この配列が適用されるのは「半角英数字」のみで、キーボードショートカット(コピー&ペースト等)のキー配列は変更されません。
「コピー&ペースト」「編集操作」「マウス操作」のプリセット配列で、「割り当てない」か「アプリケーションキーとの組合わせ」を選択した場合には、「無変換」および「変換」キーを「シフト」キー代わりに使うことができます。
日本語
日本語の入力方法を「ローマ字」「かな」「親指シフト」から選択することができます。
全ての入力方法において、英数モードへの切替不要で全角英数・記号が入力できる、「全角英数・記号の直接入力機能」を装備しています。
ローマ字入力(QWERTY配列)
標準的なローマ字入力用のキー配列です。
赤色の文字(英数モードへの切換が必要な記号)は、「変換」キーを押しながらタイプすることで、モードを切替えることなく直接入力することができます。
- 赤色の文字があるキーを「無変換」キーを押しながらタイプしたとき
左上の文字が入力されます。 - 赤色の文字があるキーを「変換」キーを押しながらタイプしたとき
赤色の文字が入力されます。
「シフト」キーを押しながらタイプしたときは、通常のローマ字入力と同じ動作をします。
「コピー&ペースト」「編集操作」「マウス操作」のプリセット配列で、「割り当てない」か「アプリケーションキーとの組合わせ」を選択した場合には、「無変換」および「変換」キーを「シフト」キー代わりに使うことができます。
ローマ字入力(Dvorak配列)
Dvorak配列でローマ字入力するためのキー配列です。
赤と緑の文字(英数モードへの切換が必要な記号)は、「変換」または「左シフト」キーを押しながらタイプすることで、モードを切替えることなく直接入力することができます。
- 赤色の文字があるキーを「無変換」キーを押しながらタイプしたとき
左上の文字が入力されます。 - 赤色の文字があるキーを「変換」キーを押しながらタイプしたとき
赤色の文字が入力されます。 - 緑色の文字があるキーを「左シフト」キーを押しながらタイプしたとき
緑色の文字が入力されます。 - 緑色の文字があるキーを「右シフト」キーを押しながらタイプしたとき
左上の文字が入力されます。
その他のキーは「左シフト」と「右シフト」キーの区別はなく、(キー配列が異なる点を除き)通常のローマ字入力と同じ動作をします。
「コピー&ペースト」「編集操作」「マウス操作」のプリセット配列で、「割り当てない」か「アプリケーションキーとの組合わせ」を選択した場合には、「無変換」および「変換」キーを「シフト」キー代わりに使うことができます。
JISかな入力(英数親指シフト)
JISかな入力用のキー配列です。
赤色と緑色の文字(英数モードへの切換が必要な英数・記号)は、「無変換」または「変換」キーを押しながらタイプすることで、モードを切替えることなく直接入力することができます。
- 緑色と赤色の文字があるキー
「無変換」キーを押しながらタイプすると、緑色の文字が入力されます。
「変換」キーを押しながらタイプすると、赤色の文字が入力されます。 - 緑色はあるが赤色の文字はないキー
「無変換」または「変換」キーを押しながらタイプすると、緑色の文字が入力されます。
「シフト」キーを押しながらタイプした時は、通常のかな字入力と同じ動作をします。
制限事項
「変換」キーに「親指シフト」機能を割り当てたため、「編集操作」「マウス操作」のプリセット配列で「変換+右手」の操作を選択することができません。
JISかな入力(かな親指シフト)
「シフト」キーの役割を「変換」および「無変換」キーに持たせた、JISかな入力用のキー配列です。
「変換」または「無変換」キーを押しながらタイプすると、赤色の文字が入力されます(通常のかな入力で、「シフト」キーを押しながらタイプした時と同じ動作)。
この配列にも「全角英数・記号の直接入力機能」が装備されており、左右の「シフト」キーを押しながらタイプすることで、全角英数・記号を直接入力することができます。
- 緑色の文字があるキー
「左シフト」キーを押しながらタイプすると、左上の文字が入力されます。
「右シフト」キーを押しながらタイプすると、緑色の文字が入力されます。 - 緑色の文字がないキー
「左シフト」または「右シフト」キーを押しながらタイプすると、左上の文字が入力されます。
親指シフト(NICOLA配列)
NICOLA配列を一部拡張(※)した、親指シフトキー配列です。
(※)最上段の右から3個目のキーに「^」を配置。
以下のキーを親指シフトキーとして使用します。
- 左親指→「無変換」
- 右親指→「変換」
この配列にも「全角英数・記号の直接入力機能」が装備されており、左右の「シフト」キーを押しながらタイプすることで、全角英数・記号を直接入力することができます(最上段のキーを除く)。
- 赤色の文字があるキー
「左シフト」キーを押しながらタイプすると、左上の文字が入力されます。
「右シフト」キーを押しながらタイプすると、赤色の文字が入力されます。 - 赤色の文字がないキー
「左シフト」または「右シフト」キーを押しながらタイプすると、左上の文字が入力されます。
制限事項
「無変換」と「変換」キーに「親指シフト」機能を割り当てたため、「コピー&ペースト」「編集操作」「マウス操作」のプリセット配列で、「無変換」および「変換」キーを使用した操作を選択することができません。
親指シフト(第3シフト使用)
前項の「親指シフト(NICOLA配列)」と同じく、NICOLA配列を一部拡張(※)した、親指シフトキー配列です。
(※)最上段の右から3個目のキーに「^」を配置。
以下のキーを親指シフトキーとして使用します。
- 左親指→「第3シフト(F24)」
- 右親指→「変換」
本キー配列では、「左親指シフト」キーに「第3シフト(F24)」キーを使用するので、「コピー&ペースト」「編集操作」「マウス操作」の各キー配列に、「無変換」キーを使用した操作を割り当てることができます。
ただし、本キー配列を使用するには、別途フリーソフト(ChangeKey)をダウンロードして「第3シフト」の割り当て、および「無変換」キーの配置換えが必要です。
制限事項
「変換」キーに「親指シフト」機能を割り当てたため、「コピー&ペースト」「編集操作」「マウス操作」のプリセット配列で、「変換」キーを使用した操作を選択することができません。
コピー&ペースト
コピー&ペースト等のキーボードショートカットを、押しにくい位置にある「Ctrl」キーの代わりに、「無変換」「変換」「アプリケーションキー」のいずれかの組合わせで操作できるようにしたキー配列です。
無変換+文字キー
変換+文字キー
アプリケーションキー+文字キー
編集操作(方向キー、Deleteキーなど)
ホームポジションを維持したまま、方向キー、Deleteキーなどをタイプできるようにしたキー配列です。
「無変換」「変換」「アプリケーションキー」のいずれかのキーを押しながらオレンジ色のキーをタイプすると、キー上段に記された内容の動作をします。
「シフト」キーとの同時打鍵にも対応していますので、範囲選択も可能です。
無変換+左手
無変換+右手
変換+左手
変換+右手
アプリケーションキー+左手
アプリケーションキー+右手
マウス操作(カーソル移動、クリックなど)
キーボードでマウスを操作するためのキー配列です。
「無変換」「変換」「アプリケーションキー」のいずれかのキーを押しながらオレンジ色のキーをタイプすると、キー上段に記されたマウス操作を行うことができます。
- ↑:マウスカーソルを上へ
右Crtlキーを押しながらの操作で加速
左Crtlキーを押しながの操作で減速(以下同様) - ↓:マウスカーソルを下へ
- ←:マウスカーソルを左へ
- →:マウスカーソルを右へ
- 左Clk:左クリック
右Ctrlキーを押しながら操作すると、Ctrlキーを押しながら左クリックしたときと同じ動作をします。
左Ctrlキーを押しながら操作すると、Shiftキーを押しながら左クリックしたときと同じ動作をします。 - 右Clk:右クリック
- 中Clk:中クリック
- 左Dn:左ボタンを押したままにする(もう一度「左Dn」でボタンをはなす)
- 右Dn:右ボタンを押したままにする(もう一度「右Dn」でボタンをはなす)
- WhUp:ホイール上回転
Shiftキーを押しながら操作すると減速します。 - WhDn:ホイール下回転
Shiftキーを押しながら操作すると減速します。